塾長のこと

小学生から身につけたい学びのスキル(犬山北小学校PTA主催)

先日、犬山市立北小学校で「小学生から身につけたい学びのスキル」というお題で、保護者の方、学校のすべての先生方を対象にワークショップを開催させていただきました。
なお、校長先生は私が中学野球部時代、隣でサッカー部の指導をしていた長谷川先生でした。笑

 

 

 

内容は2部構成でした。
1部が子どものやる気に関わる内容。
2部が子どもの頭の使い方に関わる内容。

先生方がとても積極的に参加してくださり、さすが学び合いを大切にしている学校だなと思うほどでした。

 

 

 

※写真は1部で議論した子どもたちが家で勉強をしたくない理由についてのアイディア共有。

1部では主に期待価値理論を中心に、子どもが学習に取り組む理由、取り組まない理由について説明を行ないました。
その上で、期待(解ける感覚)がどれだけ重要か、それを高めるためには、学習につまずきがある子には段階的な支援をしていく必要性があること。さらには、子どもたちがやりたがらない可能性には、つまずきを抱えている可能性があることについてお話をしました。

1部と2部の間の休憩時間もずっとグループの中で話し合いをされていて、本当に児童に対して熱心な先生方だなぁと思いました。

2部では、子どもの頭の使い方についての内容ということで。
①児童の理解度判断が不正確であること
②綴りと音の関係を掴めていないと英単語の語彙獲得が困難になること
③算数の文章題で立式の説明ができないと、少し形が異なると解けなくなること
④社会の出来事で原因や結果と関連づけずに記憶しようとすると、記憶が困難になること
などについて、いろんな実証研究を用いながら紹介した上で、家庭でできる?ことを紹介させていただきました。

詳しいことはPDFを公開するので、必要に応じてどうぞお読みください。

近隣小学校〜高校で必要でしたら、内容は学校の要望に応じて変更して対応しますので、必要な時はお声がけください。

主な引用文献は下記のとおりです。

Wigfield, A., & Eccles, J. S. (2000). Expectancy–value theory of achievement motivation. Contemporary Educational Psychology, 25(1), 68–81.

Shake, M. C., & Shulley, L. J. (2014). Differences between functional and subjective overconfidence in postdiction judgments of test performance. Electronic Journal of Research in Educational Psychology, 12(2), 263–282.

Mlakar, H., & Schilk, M. (2025). L2 English Reading, Spelling, and Cognitive-Linguistic Development: Evaluating the Effects of Phonics versus Whole Word Instruction in L1 German Elementary Students. Language and Literacy, 27(2), 160–200.

Rittle-Johnson, B. (2024). Encouraging students to explain their ideas when learning mathematics: A psychological perspective. The Journal of Mathematical Behavior, 76, 1–8.

Abel, R., & Hänze, M. (2019). Generating causal relations in scientific texts: The long-term advantages of successful generation. Frontiers in Psychology, 10, Article 199.

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