塾長のこと

塾長の今までの歩み

塾長の経歴について、少し長めのブログ記事をまとめました。
よろしければご覧ください〜。

勉強はせずに野球に熱中した中高時代

犬山市立城東中学校を卒業後、愛知県立尾北高等学校に入学しました。
中学生・高校生時代は、野球に熱中していました(特に得意ではありませんでしたが。笑)。また、熱中しすぎて、高校時代は自主的に朝練を6時に開始するようにみんなを巻き込み始めるなど、今思えば学校の管理責任的に問題のある行動を取っていた高校生でした。
勉強に関してはあまり興味を持てず、誰も読めない字(自分も含めて)で答えを写して、課題を提出するようなやる気皆無の学生でした。

勉強への転機:一念発起して努力を始める

しかし、高校の部活引退後、「そろそろ勉強できるようにならないと、ださいな」と思い、一念発起して勉強を開始しました。平日は5時間以上、土日祝日は10時間以上、一人で黙々と勉強をしました。その結果、学年で中位ぐらいの成績から、センター試験では2番手の生徒と100点差をつけて、ぶっちぎりでトップになるまで成績が向上しました。
また、当時、私は東北大学で環境経済学を学びたかったため、授業で習っていない日本史をゼロから学び、センター試験では一問ミスまで成績を伸ばしました。
あと、すべての勉強計画を自分で設定し、学校の授業が自分の計画に合わなかったため、夏休み明けから学校の授業中には耳栓をしていました。耳栓をして授業を受けれるように、各教科の先生に頭を下げて回って下さった担任のH先生には頭が上がりません。H先生が、勉強の妨げにならないように動いてくださったおかげで、十分に勉強する時間を確保できました。

大学進学と興味の変化

その後、東北大学は残念ながら受験に失敗し、後期試験で名古屋市立大学経済学部に入学しました。名古屋市立大学は、当時、COP-10(生物多様性条約締約国会議)が名古屋で開催されるため、環境経済学に力を入れていたこともあり、後期試験で受験をしていました。
元々、教科の学習にあまり興味がなかったため、大学に入ろうと教科の勉強を頑張ってきた人たちは、何か学びたいことがあるから頑張ったんだろうと思い、ワクワクして色んな学生に話を聞いてみたのですが、目的意識を持って大学に来ている学生が少ないことに驚きました。そして同時に、「どうして、学びたいことが育まれないのか?」「学校で学んでいる時間が多いのに、その原因は何だろう?」と考え始め、「環境経済学を学ぶよりも、みんなが学びたいことを持ってそれぞれ学んでいける方が大切だ」と思い、学部を教育学部に変更することに決めました。

教育学部への転部

教育学部は多くの大学で教員養成を目指していましたが、教員養成だけでは教育の枠組みにアプローチできないため、教員養成を行わない教育学部を目指し、名古屋大学教育学部の3年次編入試験を受験しました。教育学については知識がなかったので、新書を読みながら自分でテーマを設定し、論述と自己採点を繰り返しました。さらに、英語も再度学習し、無事に合格を果たしました。大学では、教育の枠組みに興味があったため、教育行政学を専攻しましたが、今思うと、学びきれていなかったと反省しています。

キャリア教育との出会い

その後、名古屋大学時代に地元愛知でキャリア教育(※1)のNPOをしている毛受さんと出会い、「村瀬くん、暇なら一緒にやらんか?」という言葉で、毛受さんとキャリア教育に寄付金を集める法人(一般社団法人アスバシ)の立ち上げと運営を行いました。毛受さんと一緒に働くことが非常に楽しく、気づけば大学を卒業していました。笑
「名古屋大学を出ているのに、まともに給料を渡せないのはあかんから」と言って、大学卒業後、3ヶ月後の7月から毛受さんが以前代表を務めていたNPO法人アスクネットに勤務しながら、一般社団法人アスバシの活動に従事することになりました。NPO法人アスクネットに入社する際に受けた適性検査で「私に適した職業は存在しない」という結果が出てしまったことは、今では良い思い出です。笑

キャリア教育の意義と限界

アスクネット入社後、アスバシの活動に従事しつつ、主に愛知県内の私立高校のインターンシッププログラムの作成と運営を行いました。その際に、愛知淑徳高校、椙山女学園高校、聖霊高校、誠信高校、高蔵高校、同朋高校、南山高校女子部を主に担当しました。それぞれの学校の特色に合わせてインターンシッププログラムを作成し、生徒たちの大きな変化を目の当たりにできる日々はとても楽しかったです。
しかし、単発的なキャリア教育に限界を感じ、継続的に学習者の興味・関心を深掘りできる何かがないか模索を始めました。その時に出会ったのが、文部科学省が新設に向けて動いていた「総合的な探究の時間」でした。ここでは、学習者の興味関心を継続的に深掘りできるカリキュラムが組みやすいと感じました。

独立と東京大学大学院進学

これを専門に取り組むことを決め、アスクネットを離職し、個人で活動を始めました。また、学術的なバックグラウンドも欲しいと思い、大学院進学を決意しました。東京大学の教育学研究科の教育心理学コースが自分に最適だと感じ、進学を決めました。学部では教育行政学を学んでおり、同じ教育でも大きく異なる分野だったため、1からまた自分で勉強をしました。結果、無事合格をいただき、教育学研究科の教育心理学コースに進学しました。
大学院では、指導教官の清河准教授に大変お世話になり、卒論指導における問題設定支援の実態の調査総合的な探究の時間における問題設定支援策の考案・検証を行いました。東京と愛知を行き来しながらの学びは精神的にも体力的にも厳しく、今思うと、本当にかなりしんどかったですが、2025年3月に修了し、現在に至ります。

現在の活動:学習塾と「総合的な探究の時間」の運営

現在は、学習心理学に基づいた情報処理支援動機づけ支援を小学生から高校生に向けて行う学習塾を犬山で運営し、聖霊高等学校や第一学院managara baseで「総合的な探究の時間」のカリキュラム設計・運営を行っています。また、それらに関連して世界中の論文を読み進め、新たな実践の開発を進めています。
今後は研究で明らかにされた知見を現場に還元できる人として、主に教育現場に貢献していこうと考えています。ご一緒できる先生方は是非ご一緒させてください。

※1キャリア教育とは、大雑把に言うと、学習者のやりたいことや、学びたいことを発見することの支援の教育です。

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